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ダンスカンパニーときかたち お休みします。


(Photo by Mizuki Sato )

【ダンスカンパニーときかたち お休みします。】

ダンスカンパニーのプロジェクトを、お休みをすることにしました。

ご依頼やご連絡をいただいた方もいらっしゃったので、公式にお知らせさせていただくことにしました。

ダンスカンパニーときかたちは、舞台作品と並行して、文化的背景を内包した様々な場で、身体と空間の機微に感応しながら「あわい(間)」や「気配」を追求してきました。
近年は、観客の身体の反応を触発させる装置づくりを追求する「ときかたち長期プロジェクト」を中心に、身体と共同制作の追求の場として、複数のプロジェクトを発表してきました。

いままで、プロジェクトに関わってくださった皆さま、依頼・招聘してくださった企画者の皆さま、作品を体験してくださった皆さま、本当にありがとうございます!

発足5年目にさし掛かる、2019年11月ごろから、活動の方針を転換する準備を進めてきました。
2020年、新たなご縁が繋がり、新しいプロジェクトが進んだことで、そちらに力を注ぎたいと思うようになり、ダンスカンパニーのプロジェクトをお休みをすることを決めました。

ダンスカンパニーのプロジェクトはお休みしますが、尾花藍子の活動は行なっていきます。

これから始動する新たなプロジェクトも、皆さまと共有できることを楽しみにしています。

これからもどうぞよろしくお願いします。

2021.2.12
ダンスカンパニーときかたち主宰
尾花藍子

【ダンスカンパニーときかたち2015~2020年】

2015~2020年の活動を公式サイトにまとめました。
どうぞご覧ください。

●プロジェクト一覧
http://tokikatachi.com/projects/

●ワークス一覧(舞台作品、アートプロジェクト)
http://tokikatachi.com/works/

●主なメディア掲載
http://tokikatachi.com/media/

●ダンスカンパニーときかたち とは?
http://tokikatachi.com/about

ダンスカンパニーときかたち2015~2020年の活動をまとめました。

【ダンスカンパニーときかたち2015~2020年の活動をまとめました。】

2015~2020年の活動を公式サイトにまとめました。
どうぞご覧ください。

●ダンスカンパニーときかたち とは?(about)
http://tokikatachi.com/about/

●プロジェクト(projects)
http://tokikatachi.com/projects/

●ワークス(works:舞台作品、アートプロジェクト)
http://tokikatachi.com/works/

●主なメディア掲載(media)
http://tokikatachi.com/media/

●メンバー(member)
http://tokikatachi.com/member01/

【プロジェクト作品・舞台作品】

「ときかたち長期プロジェクト2017-2019」
「あわい(間)」と「気配」をキーワードに、観客の身体の反応(意識下される一歩手前の意識)を触発させる装置づくり。
http://tokikatachi.com/tokikatachi-long-term-project-2017-2019/

ときかたち長期プロジェクト第1弾「路を辿る」
観客の自宅に1週間ごとに合計3通の手紙が届き、手紙を開く行為から体験がはじまる「旅する過程」を体験する観客公募型公演(2017年)
http://tokikatachi.com/tokikatachi-long-term-project-vol-1/

ときかたち長期プロジェクト第2弾「あなたとわたしの記憶について」
アーツ前橋の滞在制作成果として発表された「ワークショップ」の概念を作品の一部に組み込んだ、観客参加型公演(2018年)
http://tokikatachi.com/tokikatachi-long-term-project-vol-2/

ときかたち長期プロジェクト第3弾「まちの歴史になる」
8階建ての空きビルを舞台に不動産×ディレクター×アーティスト の共同制作で枠組みからつくりだすインディペンデントな観客巡回型作品(2019年)
http://tokikatachi.com/tokikatachi-long-term-project-vol-3/

番外編:ときかたち長期プロジェクト第2弾「リサーチ企画」
http://tokikatachi.com/tokikatachi-long-term-project-vol-2-research/

ときかたちダンス・ドキュメント・プロジェクト
空気感や感触を持つ「身体表現」を別のメディアに変換しドキュメント(記録・アーカイブ)する試み。
http://tokikatachi.com/tokikatachi-dance-document-project/

ときかたちダンス・ドキュメント・プロジェクト シリーズ:Shape of Time
「公演を別メディアに変換する」プロジェクトの一環として創作した体験型インスタレーション作品。
http://tokikatachi.com/shape-of-time/

線を重ねて水が輝くなら
旗揚げ単独公演/長編編舞台作品
http://tokikatachi.com/if-the-water-is-shimmering/

永遠の朝
「DANCE EXHIBITION SAPPORO 2019 西区文化フェスタ」参加作品/短編舞台作品
http://tokikatachi.com/%e6%b0%b8%e9%81%a0%e3%81%ae%e6%9c%9d/

コラムが掲載されました。


「今の社会状況下で、どんな活動をして、どんなことを考えてるの? 」ということをテーマにした執筆の依頼をいただきました。
2020年6月に依頼をいただき、8月頃に書いた文章ですが、改めて読み見返しても、今も変わらず同じことを考えて感じています。
2018年にアーティスト・イン・レジデンスに招聘いただいたご縁での依頼だったので、近年の活動についても書かせていただく機会でした。
近年の活動を振り返ったり、現在地を確認する内容になっています。
「最近、なにしてるの?」と気にかけてくださっている方も、テーマにご興味ある方も、ぜひご覧ください。


<一部抜粋>
&Arts「コロナ禍でのアーツ前橋 自分にできることをする」
「作家の考えていること」より
どんなときも変わらず、社会(私たち)と個人(一人ひとり)との間(あわい)の距離は、一瞬一瞬の瞬きのように、移り変わっていきます。
その移り変わりの手触りは、かたちあるものにとどめようとすると、砂のように手からこぼれ落ちていくものが多くあると感じています。
だからこそ、私は、とどまることを許されない「身体」と、そこに付随する「あわい」や「気配」を追い求め続けてしまうのかもしれません。
その移り変わりの瞬きを感じ続けることが、私たちの存在を鮮やかにする道しるべになるのではないでしょうか。
いつのときも、その一瞬の手触りが表現になったとき、皆さんと共有して感応し合えることが、私にとって、どんな出来事にも かえることができない救いのように感じています。


※以下の公式サイトから、WEB版が無料でダウンロードすることができます。
他の記事も、美術館「アーツ前橋」の取り組みがわかる内容で、読み応えがあります。


■&Arts「コロナ禍でのアーツ前橋 自分にできることをする」【PDF】
「滞在制作アーティストの今」(7ページ目の記事)
https://www.artsmaebashi.jp/cms/wp-content/uploads/2015/08/arts2020_19_web.pdf


■&Arts公式サイトページ
http://www.artsmaebashi.jp/?p=5878


【関連記事】
■ダンスカンパニーときかたち
アーツ前橋 アーティスト・イン・レジデンス
http://www.artsmaebashi.jp/?p=10423
■インタビュー
アーツ前橋情報誌「&Arts(アンドアーツ)」[PDF]
https://www.artsmaebashi.jp/cms/wp-content/uploads/2015/08/andarts_13_web.pdf
■「アーツ前橋 地域アートプロジェクト 2015-2018 ドキュメント」[PDF] 
https://www.artsmaebashi.jp/?p=14099
※ダンスカンパニーときかたちの特集は66ページから

「国際演劇年鑑2020」に作品が紹介されました。

2019年に発表された ダンスカンパニーときかたち「ときかたち長期プロジェクト第3弾」が、
「国際演劇年鑑2020」に紹介されました。

2017年から始動した「ときかたち長期プロジェクト」は、
観客の身体の反応を触発させる装置を枠組みから創作し、「観客の身体にダンスをどう出会わせるか」を作品の一部として提示するダンス・プロジェクトです。

観客の自宅に1週間ごとに合計3通の手紙が届き、手紙を開く行為から体験がはじまる「旅する過程」を振り付けた、第1弾。

アーツ前橋アーティスト・イン・レジデンス招聘にて発表された「ワークショップ」の概念を作品の一部として組み込んだ、第2弾。

そして、今回紹介された第3弾では、
不動産×ディレクター×アーティストの共同制作で、8階建ての空きビルを舞台にした観客参加型ダンス公演を行いました。

電子本プラットフォームで無料公開されています。

是非ご覧ください。

●「国際演劇年鑑2020 ― 世界の舞台芸術を知る (Theatre Yearbook 2020 ― Theatre Abroad)
Published on Mar 27, 2020 」 記事名「ダンスリテラシーの欠如と必要性」
https://issuu.com/iti-j…/…/iti-japan_theatreyearbook2020_jp/

※ダンス評論家の 堤 広志さんの記事。ダンスカンパニーときかたち「ときかたち長期プロジェクト第3弾」344ページに掲載。

・「国際演劇年鑑2020 」(日本版)とは・・・
2019年の各国の舞台芸術の動向、トピックスを数多くの舞台写真とともにご紹介するほか、同時刊行の『国際演劇年鑑――日本の舞台芸術を知る(Theatre in Japan)』(英語版)に掲載された原稿の原文や、国際演劇協会日本センターが主催するリーディング&レクチャー「紛争地域から生まれた演劇」シリーズのレポートなどを掲載しています(公益社団法人 国際演劇協会日本センター発行/文化庁 次代の文化を創造する新進芸術家育成事業)。 * PDFファイルをご要望の際は、https://iti-japan.or.jp/contact/ までご連絡ください。

作品が特集されました。

「アーツ前橋 地域アートプロジェクト 2015-2018 ドキュメント」に作品のレポートが
4ページにわたり掲載されています。

2018年、「ダンスカンパニーときかたち」はアーツ前橋アーティスト・イン・レジデンスに、初めての身体表現の分野/グループで活動するアーティストとして、招聘いただきました。

「観客の身体反応の触発のために、新しいダンス公演の形を開発する」ということをテーマに、滞在制作と作品発表を行いました。

2ヶ月、リサーチのためのプログラムを開催したり、地域で出会った方々とのコラボレーションを経て、最終成果発表/パブリックプログラムとして、「ワークショップを発展させた観客参加型のダンス公演」を発表しました。

この公演は、「観客の身体と記憶のみに刻まれる体験とは何か」という実験を含んでいたため、記録写真も映像も記録しない、1日限りの公演となりました。

本番当日は、90名近い(プロジェクトに関わってくださった地域の方々とメンバーを含めると100名超)の皆さんに体験いただましたが、
こういった形で滞在制作の様子を、皆さんにお届けできることを嬉しく思います。

※レポートの掲載写真は、稽古時とトークイベントの様子です。

以下の公式サイトから、pdfでダウンロードすることもできるそうです。

他のページも、アーツ前橋の多彩な取り組みがわかる内容で、読み応えがあります。

ぜひご覧ください。

■「アーツ前橋 地域アートプロジェクト 2015-2018 ドキュメント」[PDF] (Arts Maebashi Community Art Projects 2015-2018 Report)
https://www.artsmaebashi.jp/?p=14099

※ダンスカンパニーときかたちの特集は66ページから

■「アーツ前橋 年報No.05 2017年度(平成29年度)」[PDF]
http://www.artsmaebashi.jp/cms/wp-content/uploads/2019/01/f7cdfd19191230a9d0eb4f2e6d5611fd.pdf

【関連記事】


■ダンスカンパニーときかたち

アーツ前橋 アーティスト・イン・レジデンス
http://www.artsmaebashi.jp/?p=10423

■インタビュー
アーツ前橋情報誌「&Arts(アンドアーツ)」[PDF]
http://www.artsmaebashi.jp/cms/wp-content/uploads/2015/08/andarts_13_web.pdf

■審査員のコメント
結果発表!群馬県ゆかりのアーティストによる滞在制作事業 http://www.artsmaebashi.jp/?p=9043