コラムが掲載されました。


「今の社会状況下で、どんな活動をして、どんなことを考えてるの? 」ということをテーマにした執筆の依頼をいただきました。
2020年6月に依頼をいただき、8月頃に書いた文章ですが、改めて読み見返しても、今も変わらず同じことを考えて感じています。
2018年にアーティスト・イン・レジデンスに招聘いただいたご縁での依頼だったので、近年の活動についても書かせていただく機会でした。
近年の活動を振り返ったり、現在地を確認する内容になっています。
「最近、なにしてるの?」と気にかけてくださっている方も、テーマにご興味ある方も、ぜひご覧ください。


<一部抜粋>
&Arts「コロナ禍でのアーツ前橋 自分にできることをする」
「作家の考えていること」より
どんなときも変わらず、社会(私たち)と個人(一人ひとり)との間(あわい)の距離は、一瞬一瞬の瞬きのように、移り変わっていきます。
その移り変わりの手触りは、かたちあるものにとどめようとすると、砂のように手からこぼれ落ちていくものが多くあると感じています。
だからこそ、私は、とどまることを許されない「身体」と、そこに付随する「あわい」や「気配」を追い求め続けてしまうのかもしれません。
その移り変わりの瞬きを感じ続けることが、私たちの存在を鮮やかにする道しるべになるのではないでしょうか。
いつのときも、その一瞬の手触りが表現になったとき、皆さんと共有して感応し合えることが、私にとって、どんな出来事にも かえることができない救いのように感じています。


※以下の公式サイトから、WEB版が無料でダウンロードすることができます。
他の記事も、美術館「アーツ前橋」の取り組みがわかる内容で、読み応えがあります。


■&Arts「コロナ禍でのアーツ前橋 自分にできることをする」【PDF】
「滞在制作アーティストの今」(7ページ目の記事)
https://www.artsmaebashi.jp/cms/wp-content/uploads/2015/08/arts2020_19_web.pdf


■&Arts公式サイトページ
http://www.artsmaebashi.jp/?p=5878


【関連記事】
■ダンスカンパニーときかたち
アーツ前橋 アーティスト・イン・レジデンス
http://www.artsmaebashi.jp/?p=10423
■インタビュー
アーツ前橋情報誌「&Arts(アンドアーツ)」[PDF]
https://www.artsmaebashi.jp/cms/wp-content/uploads/2015/08/andarts_13_web.pdf
■「アーツ前橋 地域アートプロジェクト 2015-2018 ドキュメント」[PDF] 
https://www.artsmaebashi.jp/?p=14099
※ダンスカンパニーときかたちの特集は66ページから