【プロジェクトメンバーの紹介】
【プロジェクトメンバーの紹介】
構成・演出・振付:尾花藍子
出演: 安藤暁子、メル(Mer)、横山八枝子(以上ときかたち)、東山拓広、細川麻実子、弓井茉那
テキスト:カニエ・ナハ
音楽:Oto・abi Project(吉田政美、松村志野*)
宣伝美術:泉美菜子
音響協力:西川裕一
美術協力:福島奈央花
協力:アーツ前橋、坂川善樹、住中浩史、中村ひろみ
■構成・演出・振付:尾花藍子 /Aiko Obana
ダンスカンパニー〈ときかたち〉主宰。 シェアハウス&スタジオ〈LAB83〉代表
美大絵画学科卒業後、身体を使った行為表現を路上で始める。
近年は主に、環境に感応して生まれる関係性を可視化し「あわい(間)の身体」を立ち上げ、
身体・美術・音楽を対等に配置した「時間軸のある抽象絵画」のような総合芸術としての舞台作品を創作。
また、「環境に振り付けられる身体」を軸に、文化的背景を内包した様々な「場」で作品を創作。
各々の表現媒体の特徴を活かしながら、表現や思考の可能性の幅を広げる活動を展開している。
若手演出家コンクール2014ノミネート。
横浜ダンスコレクション2016コンペティションⅠファイナリスト。
■ 出演:安藤暁子 /Akiko Andou
ダンサー。
日本舞踊藤間流師範。
日本舞踊の特徴を細分化し、それらを用いたダンス作品を展開、研究する。
日本舞踊出身故の着眼点で日本の身体性及び文化・歴史を紐解く。
■出演:メル(Mer)/Mer(Mer)
1987年東北生まれ。2009年に吉本大輔氏の舞踏に出会い、活動を始める。
舞踏者としてソロ作品をつくるほか、山岡ミヤ氏による文筆と朗読に踊りを掛け合わせた『朗読×ダンスーズ』シリーズを企画。
テキストに書かれている言葉を著者である本人が発語することにより立ち上がる空間と、踊る身体が描く空間を掛け合わせ演出する。
他、様々なジャンルの他者の作品で芝居や振付を行う。
2015年から『ときかたち』のメンバーに参加、2017年からダンサーとして出演。
■出演:横山八枝子/Yaeko Yokoyama
1994年早生まれ。幼少から新体操を学ぶ。16歳で辞め、自分はもう踊らないだろうと思っていた。その1ヶ月後に大橋可也&ダンサーズに出会い、大橋可也にダンスを学ぶ。大学在学中に加藤みや子に師事。
主な経歴に、大橋可也&ダンサーズ「グラン・ヴァカンス」(2013年)振付助手、国枝昌人×古舘奈津子…s!「F/B~No.2~」(2014年)出演など。
2016年より尾花藍子主宰ダンスカンパニー〈ときかたち〉に参加。
大学在学中から学内外で自身の作品も発表している。2017年横浜ダンスコレクションコンペティションⅡファイナリスト。今夏、大学院修士制作発表として初長編作品「うわまふた」を発表。日々勉強中。
■出演:東山拓広/Takuhiro Higashiyama
1992年生まれ東京都北区出身。
中学時代に観た乞局「廻罠」に衝撃を受け、演劇を志す。以降、小劇場や自主制作映画等で俳優として活動。この頃から現実(俳優個人や実社会)と虚構(役や設定)の関係性に強い関心を抱く。
大学在学中は社会学科に在籍し、実社会と演劇におけるフィクションの関係性について研究する。今年3月に座・高円寺 劇場創造アカデミー7期舞台演出コースを修了。
近年の主な出演に第1回いばらきショートフィルム大賞最終候補作品「君に会いたい」(主演)、京都国際映画祭2016入選作品「your name」(共に白石めぐみ監督)等。
■出演:細川麻実子/Yumiko Hosokawa
身体表現
studioCOMMU運営/加藤みや子ダンススペースメンバー/インテグレイテッドダンスカンパニー響-kyoメンバー
’98年ベルギーへ留学、帰国後よりスタジオ運営スタッフとして、また指導者として本格的に始動。コンクール振付作品や高齢者チェアエクササイズ選手権で優秀賞等を受賞。過去には親子、役者等を対象としたワークショップを実施し、体を使う事の可能性と感性を広げている。http://mamikohosokawa.com/
■出演:弓井茉那/Mana Yumii
俳優/演劇教育者
京都市生まれ。東京・京都、欧州を拠点とし、現代演劇と児童演劇分野での俳優活動を軸に、子どもや市民対象のドラマワークショップの企画・進行やインプロの活動を行っている。乳幼児を観劇対象とするベイビードラマのシアターカンパニーBEBERICA主宰・演出。2017年ドイツ・デュッセルドルフ劇場アウトリーチ担当。同年南アフリカで行われたASSITEJ 世界会議にて、次世代の児童演劇担い手のプラットフォーム『Next Generation』に日本代表として選出され参加。「マレビトの会」プロジェクトメンバー。
主な出演作:クロード・レジ演出『室内』(アヴィニョン演劇祭招聘作品)など
■テキスト:カニエ・ナハ/Naha Kanie
詩人/装幀家。2010年「ユリイカの新人」としてデビュー。2015年、第4回エルスール財団新人賞〈現代詩部門〉。2016年、詩集『用意された食卓』で第21回中原中也賞。2017年、NHK BSプレミアムのドラマ『朗読屋』に出演。東京都現代美術館の企画展「MOTサテライト」にて大原大次郎氏とコラボレーション作品を発表。スカパー!ベターライフチャンネルにてドキュメンタリー番組「Edge 詩人 カニエ・ナハ 未だ見ぬ詩の世界へ」が放送される。
■音楽:吉田政美 / Masami Yoshida(Oto・abi Project)
波紋音奏者 山形県東根市出身
2010年に波紋音(ハモン)と出会い、鉄製とは思えない繊細で温もりある音の響きに感銘を受ける。音階のないその音に、自然のゆらぎや世界の縮図を垣間見、生涯のテーマである「調和」を現す楽器として選ぶ。
波紋音の産みの親である鉄作家の斉藤鉄平氏にオーダーメイドで制作を依頼。4種の波紋音を用い、聞き手と垣根を超えた演奏を目指して各地で活動を展開する。
舞台、コンサート、老人ホーム、幼稚園、サロン、ギャラリー等、場所を選ばない一貫した演奏には定評がある。
■音楽:松村志野* / Shino Matumura(Oto・abi Project)
多摩美術大学 情報デザイン学科卒業
身体と音をテーマに舞台作品を発表。トルコ、オランダ、イタリアで公演を行う。脚を不自由にしたことで自身の声に意識が向き、バンドやデュオで歌う活動を展開。演劇の生演奏、広告映像や短編映画の音楽制作、ナレーション、朗読など経験する。3.11を機に石巻は牡鹿半島の子どもたちと歌を通して交流が生まれ、NHKラジオにてその様子がドキュメンタリー番組として全国放送される。最近は身体感覚の変化から「あわい」と「氣」の世界に興味を持ち、声と身体で探る日々を送る。
■宣伝美術:泉美菜子/Minako Izumi
1990年神奈川県生まれ。東京藝術大学美術学部デザイン科卒。現在都内でグラフィックデザイナーとして働きながら、日々様々な表現を探っている。
■音響協力:西川 裕一/Yuichi Nishikawa
SYLIANRUEのコンポーザー。場を読み取り共存する音を作り出す。演劇やコンテンポラリーダンスへの作曲、サウンドデザイン、PAなど舞台芸術でも数多く活動。2014年国際交流基金ニューデリー支部からの招聘でインド公演をおこなう。プライベートスタジオ「YOHAKU Lab」主宰、イベント「余白のデザイン」「虫の聲」主催。
http://sylianrue.wixsite.com/yohakulab
https://soundcloud.com/sylianrue
https://soundcloud.com/yuichinishikawa
■美術協力:福島奈央花 /Naoka Fukushima
舞台美術家・映像美術 1986 年神奈川県出身。
多摩美術大学環境デザイン学科建築デザインコースを経て、
演劇、ダンスなどを中心にフリーランスの舞台美術家として活動を始める。
舞台国際芸術祭「FESTIVAL/TOKYO」にて 2013 年~ 2015 年海外カンパニーの
美術コーディネーターとして参加、主な作品として F/T10 ジゼル・ヴィエンヌ
「こうしてお前は消え去る」( フランス ), F/T12 ジャン=ミシェル・ブリュイエール /LFKs
「たった一人の中庭」( フランス ), F/T13 リミニプロトコル「100% トーキョー」( ドイツ ) など。
近年では映像美術へ活動を広げ、映画美術、MV などジャンルを問わず ” Scenography ”
を通してデザインの可能性を探っている。美術を担当した短編映画を、2017 年秋に発表予定。
NPO 法人 Scenographic ArtInstitute ” S.A.I” メンバー。